約 1,187,249 件
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/228.html
「今日は、何をやるんですか?」 『今日は、君の『強さ』を実験しようと思う』 博士とスーパーガールは、とある『演習場』に来ていた。 「どうして、博士はそんな離れたところに居るんですか?」 『ん、いや。今日は近くに居ると私自身に危害が及ぶ可能性があるのでね・・・』 博士は、広大な演習場が見渡せる管制塔の上に居た。声は、スーパーガールに着けたインコム越しだ。 「では、幕僚長。宜しいですね?」 「ああ、構わん。やってくれたまえ」 では、と博士がリモコンのスイッチを押した。 キュラキュラキュラ 「・・・何、あれ?」 遠くにあるハンガーから出て来たモノ、それは"戦車のようなモノ"だった。 キャラピラを装備した足回りは確かに戦車のそれだが、上半身にはアームが2本。 右アームには大きめのブレードが装着されていて、左アームにはガトリング砲が装備されていた。 「こ、こんなのと戦うんですか!?」 『ああ、これは新型戦車『ASG』の動作実験も兼ねていてね。重火器は封印されているから心配は要らない』 「・・・動作実験、か。モノは言い様だな」 「彼女はまだ未成年ですのでね、名目は必要なのですよ。それに、実験には違いありません。それがただ、"二者両得"というだけです」 そんな大人たちの思惑を知る由もなく、スーパーガールは目と鼻の先で『ASG』と対峙していた。 「何か、前に戦ったのより強そ・・・」 以前、博士が用意した二足歩行マシンとは比べものにならない重圧感。 「でも、何だろ。負ける気がしないかも・・・」 彼女は何故か、不思議なぐらいリラックス出来ていた。 キュラキュラキュラ、と『ASG』が間合いを詰めて来る。ぶつかる寸前で彼女がそれを"片手"で抑え込んだ。 ギュラギュラ・・・ギュラギュラ・・・と『ASG』のキャラピラが空転を始める。 「!? 凄いな・・・まさか、戦車の前進を片手で止めてしまうとは」 「彼女のパワーを考えればまあ、このぐらいは想定の範囲内です」 ギュン、と唸りを上げ、いきなり彼女目掛けてブレードが振り下ろる。だが、それもいとも簡単に空いた左手で彼女は受け止めてしまった。 しかし。 ドガガガガッ!! 「きゃっ!?」 何と、『ASG』は無防備な彼女の土手っ腹に左アームのガトリング砲を放ったのだ。 彼女はいきなりの自体に、もんどり打って後ろに倒れ込んだ。 『おい、大丈夫か!? おい! 無事なら返事をしろ!!』 通信越しに博士の怒号が飛ぶ。 「・・・痛っつー。・・・って、え? あれ、痛くない・・・」 彼女は地面にへたり込んだまま、撃たれた自分のお腹を見た。 服はボロボロだが、素肌には傷一つ付いていない。手で摩ってみても、やはりどこも傷付いていない。 「博士、何か無事みたいです」 『そうか、良かった』 「でも、銃は動かないんじゃ・・・」 『すまない。どうやら、制御系に異常があるらしく、こちらからの命令が受け付けなくなってしまったようだ』 「え、ええーーっ!?」 『何とか、無力化出来ないか? 無論、こちらからも手は尽くしてみるが・・・』 「・・・わかりました。やってみます」 『・・・? えらく、決断が早いな』 「だって・・・」 『・・・だって?』 「銃を撃たれた時はビックリしたけど、何か撃たれても大丈夫みたいだし・・・。それにこの戦車、パワーは大したことないですよね」 『・・・・・』 そこからは一方的で、圧倒的な展開だった。 「服が破けちゃうのは嫌だし、先ずは銃から潰そうかな?」 銃弾をモロに受けながらもそれを物ともせず、回転している銃身を抱え込むようにして止めてしまった。 「えいっ」 バキィッ!!とガトリング砲をアームの根元から引き千切ると、粘土を捏ね回すように鉄の塊に固めてしまう。 右アームのブレードも、同じようにボディから引き千切り、粉々に砕いてしまった。 キャラピラも同様に引き剥がし、『ASG』は見るも無残な案山子のような状態に成り果てていた。 ギャリギャリ・・・ギャリギャリ・・・ とキャラピラを剥がされた車輪が空転している。彼女が"仕上げ"をしようと、『ASG』を持ち上げているのだ。 「それっ」 彼女はそのまま『ASG』を自分の真上に"軽く"放り投げた。 ギュンッと凄まじいスピードで、『ASG』は宙空高く放り上げられる。 数秒して、やっとゴウッという轟音と共に、『ASG』の巨体が彼女目掛けて落ちて来た。 「とうっ」 ワザとらしく、彼女は落ちて来る『ASG』に向かって、右手を突き上げながら飛び上がった。 ドゴオンンンッ!!! 重力落下スピードプラス、彼女自身の音速を超す脚力によるジャンプ力。 『ASG』が粉々に砕け散るには充分過ぎる威力だった。 「馬鹿な・・・。3000馬力、100トンの『ASG』がたった一人の少女に・・・」 「私にとっては、この結果は充分、想定の範囲内です」 両者の表情が、実験の結果を物語っていた。 幕僚長にとっては、新兵器の性能実験。 博士にとっては、彼女の実戦兵器耐用実験。 アンチスーパーガール用戦車、通称『ASG』。 徐々に増えつつあるスーパーガールに対抗すべく、用意された新型兵器。 しかし、まだまだ改善の余地があるようだ。
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/821.html
autolinkTOP>【す】>スーパーカー スーパーカー (すーぱーかー) 分類2【物】 ジャンル1【一般】 70年代後半頃、海外の高性能スポーツカーがこう呼ばれ大ブームとなった。 多くの子供達は、ランボルギーニ・フェラーリ・ポルシェなどの名車の、名前や性能やメカニズムなどのデータを競って覚えていた。 瓶ジュースの王冠に絵が描いた物が流行ってコレクションされたり、排気音だけのレコードが人気だったりした。 でも自分はブルートレインの方が好きだった。 同じ車でも『ガソリン車』よりも『電車』のほうが好きだった。 登録日 2005/05/20 【す】一覧 水平線上の陰謀 スーパーカー スーパー戦隊シリーズ スーパービュー踊り子 スーパー1 スカウト 頭寒足熱 杉本高文 すき家 杉山直久 すけすけゴーグル スケバン刑事 スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇 スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説 スケベ椅子 すこすこすこすこっ スコット・クールボー 寿司 筋【すじ】 鈴木園子 スターウルフ スタイルシート スタスキー&ハッチ ストッキング ストラップ ストリップ劇場 ストレス ストロンガー スパイ大作戦 スパワールド SPEED 素股 スランプ 寸止め ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/legendwarswiki/
~~スーパー戦隊レジェンドウォーズのんびり攻略wikiへようこそ~~ ここは、スーパー戦隊レジェンドウォーズ攻略wikiです。 スーパー戦隊レジェンドウォーズとは? スーパー戦隊シリーズ40作記念の歴代ヒーロー達が登場する3DクロスオーバーアクションRPGゲームです。 ゲームオリジナルストーリーで展開されます。 戦隊らしい新規書き下ろしカードイラスト多数登場するようです。 歴代主題歌TVver順次実装予定なようです。 ‐発売元‐ BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ‐リリース日‐ 2016年夏 ‐対応機種‐ iPhone&Android ‐ゲームジャンル‐ 3DクロスオーバーアクションRPG ‐値段‐ 無料ダウンロード(課金制度あり) ‐操作方法‐ ワンフリックでスーパー戦隊を登場させて攻撃! ‐PV(プロモーションビデオ)‐ 第一弾#video(https //www.youtube.com/watch?v=l1r9CuO1258) ‐公式サイトURL‐ http //sslw.bn-ent.net/ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/teamphantom/pages/33.html
スーパーパーツ各種 等級 Lv 売値 補正値 名称 S Lv31 240Mito +16~+19 ○○ S R Lv37 332Mito +19~+22 ○○ R GT Lv43 440Mito +22~+25 ○○ GT GTS Lv49 562Mito +25~+28 ○○ GTS GTR Lv55 700Mito +28~+31 ○○ GTR
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/230.html
「更科くんは…ずるい…」 学校からの帰り道、一緒に歩いていた綾門さんに、突然やんわりとなじられた。 「ええっと…急にそう言われても心当たりがないんだけど、どこがずるいのかな?」 僕には全く原因が分からない。 お互いまだまだ慣れなくてギクシャクしているところはあるけれど、一応恋人同士でいられていると思うし、今だって一緒に下校している。 さっきのお昼休みも、屋上で綾門さんが作ってきてくれたお弁当を一緒に食べたし。 それなのに突然ずるいと言われても、本当に心当たりがない。 とにかく、綾門さんが教えてくれないことには始まらない。 僕は並んでゆっくりと歩きながら、綾門さんからの返答を待った。 「…だって更科くんは…私の秘密を知ってる…」 少し俯き加減で、頬を赤く染めながら綾門さんが出してくれた答え。 これは、やっぱりあの事を言ってるのかな。 「秘密って…綾門さんがスーパーガールだっていうこと?」 コクンッと首を縦に振り、綾門さんは僕を見つめてくる。 確かにこれは、世界規模で重要な凄まじい秘密だ。 あの世界中で噂になっているスーパーガールが、普段は一見地味なただの女子高生として日本で生活していて、しかも僕みたいな冴えない彼氏がいるなんてことに、誰も思い当たらないだろう。 ではどうすればいいのだろう? 今から僕が、突然綾門さんがスーパーガールだということを忘れることなんてできないし… 「…だから…私にも更科くんの凄い秘密を知る権利がある…。好きなお弁当のおかずとか、好きな本とか、好きな歌手とか…今後の参考に…」 悩んでいる僕に、綾門さんは顔を赤らめ、こっちが驚くぐらい緊張した面持ちでお願いしてきた。 あれ?それってつまり… 「恋人同士なんだから、僕のこともっと良く知りたい、ってことでいいのかな?」 「………う、うん」 綾門さんは僕の答えを聞いて、恥ずかしそうに微笑んでくれた。 いつもの地味メガネを使用中なのに、それでも隠しきれないぐらい可愛い笑顔だ。 ちなみに最近、一昔前の文学少女風地味装備では綾門さんの魅力が隠しきれなくなり、クラスの男子の中でも綾門さんのことを話す人が増えてきている。 まぁ、元々の驚くような美少女である顔はメガネだけではとても隠しきれるものではない。 さらに無理矢理小さめなブラで抑え込んでいるという胸元はそれでも学校でトップクラスの膨らみをしているし(だからブラをしていないスーパーガール姿だと…なんていうか物凄い。間違いなく3桁超えている…)、 身長が高いこともありスーパーモデルのようなスタイルをしてしまっているのだから仕方がないか。 さて、とりあえずどうしよう? いきなりずるいと言われて喧嘩になるかと思いきや、気が付けば綾門さんが僕のことを好きでいてくれるていることを再確認するやり取りになってしまった。 べつに綾門さんが知りたがっていたことなら教えて問題ないんだけれど…そうか僕の秘密か… 確かにまだ知り会ったばかりだし、僕について知らないことたくさんあるはずだ。 そんなことを考えていると、ふと一つのことに気が付いた。 誰にも教えていない、最近できた自分の秘密。 自分でも、こんな癖というか好みがあったなんて、綾門さんに会うまでは気が付かなかった秘密。 「綾門さん、僕の秘密聞いてくれるかな。その、最近になって好きになったことがあるんだけど…」 「…聞きたい」 僕の声に興味深そうに反応すると、綾門さんはぐっと身体を近づけてきた。 「綾門さんを見て気が付いたんだけど…僕は強い女の子が好きみたいなんだ。この前屋上で鉄のベンチを鉄球にしちゃった綾門さんに、凄くドキドキしたんだ」 綾門さんが学校の屋上で見せてくれた、鉄のベンチを折り紙のように力を込めることなく折り畳んでいくスーパーガールの異常な怪力。 初めは恐怖でドキドキしていたと思ったんだけど、今思い返してみても気分が高揚してしまう。 「だから、綾門さんが一体どれだけ力が強いのかっていうのにも興味があって…ごめんね、こんな変な秘密で…」 僕の話を見下ろしながら黙って聞いてくれている綾門さんの姿に、段々と語尾が声が小さくなってしまった。 やっぱりちょっと変だったよね。急にこんなこと言われて綾門さんもきっと呆れて… っと、僕は後悔しだしていたが、綾門さんは違ったようだ。 「…つまり更科くんは…強ければ強いほど好きになるの?」 「え?…あ、うん、そうなるかな?」 「…よかった。私、世界で一番強いから…きっと更科くんに一番好きになってもらえる…」 僕の言葉が本当にうれしかったのか、心から喜んだような柔らかい笑みを綾門さんは浮かべた。 「世界で一番?」 「うん…スーパーガールより強い人なんて…どこにもいないよ…」 確かに、綾門さんより身体が大きかったりする人はいるかもしれないけど、彼女に勝てる人間はいないだろう。 80万トンを持ち上げられる怪力と、マッハ6000で飛べる飛行能力を持ち、おまけに目からレーザーも出せるし、スーパーブレスで物を凍らすこともできる女の子。 どんな格闘家でも、彼女にかかれば小指一本…いや、息一吹きで倒されてしまうだろう。 「更科くん…秘密を教えてくれてありがとう…」 「あ、うん、僕も喜んでもらえて嬉しかった」 まさか喜んでもらえるとは思っていなかったから、僕としても嬉しいというかほっとしている。 そんな僕に、本当に嬉しそうな綾門さんは、 「…更科くん…教えてくれたお礼したいから…これからつきあってもらえるかな?」 そう言って優しく僕の身体を抱きしめると、ゆっくりと身体を浮かび上がらせた。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/31.html
爆発が起きた。 恵比寿ビル。この街では893の事務所がある事で有名なビルである。 抗争か!? 誰もがそう思った。 だが、そうではなかった。 次々と宙に舞う人間、ビルの至る処が穴だらけだ。 「クソッタレ!!」 組員が銃を向け、撃ちまくる。 だが、その少女は身動ぎもせず(腰に両手を置いて)受ける。 ボロボロ 「だから、無駄だって!!」 スーパーガール葵は、ニッコリと笑うとそう言うと動揺する組員の胸倉を掴ん で、まるで人形みたいに軽がると持ち上げる。 「あわわわッ!!な・・・なんでッ!!何か俺達が悪い事したか!?」 「貴方達、中学生に危ない薬を売ってるでしょ?ゴミは大掃除しないとね☆」 強烈なパンチ。宙を舞い隣のビルにぶつかり何度かビルのビルを弾いて駅裏の ゴミ溜めに落下した。その頃には組員は肉の塊になっていた。 「お掃除完了!!」 空を飛び去る。 *** 路地に降り立ちキョロキョロと周囲を見回す。 誰も居ない。 『葵ちゃん!!早く変身を解かないと・・・・。』 (判ってるよ・・・・) 葵は放尿をする事で変身を解くのだが、うら若き乙女が路地で放尿するのは勇 気がいる物だ。 『急いで!!早く変身を解かないとメルト・ダウンしちゃうよ!!』 慌てて下着を膝下まで降ろし、壁を背にして脚を拡げお尻を突き出すように中 腰になる。こうすれば遠目で見れば放尿しているのに気づかないはずだ。 ジョジョッ 溜めに溜めた尿を放出すると、変身が解けた。 「正義のヒロインが放尿しないといけないなんて馬鹿げてる!!」 プンプンする葵
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/2349.html
【作品名】スーパーダン 【ジャンル】「ドラえもん」内でやってた漫画 【名前】スーパーダン 【属性】悪を滅ぼす男 【大きさ】ムキムキの成人男性並み 【攻撃力】パンチ一発で鉄板を突き破る 【防御力】ピストルの弾丸をたやすく跳ね返すほど強靭な肉体を持つ。 【素早さ】反応は達人並みか。空を飛べばロケットより速い。 【特殊能力】宇宙生存可能。 【長所】連載開始から150年以上経っても人気があるものすごい長寿作品 【短所】初版では「スーパーマン」だったのは内緒だぜ 【戦法】飛んで行ってパンチ vol.99参戦 vol.100 164 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/04/28(月) 18 36 52.41 ID T9hyLDyn [5/7] スーパーダン 考察 同じスーパーマンである左江内氏から火力を少し下げたような能力 左江内氏と比較すると銃無効の壁上集団では左江内氏と同じく自分に勝てる その他は火力が下がった分マーカスとクロえもんを倒せず負けて 結果的にアリシアから巽策まで3勝3敗、左江内氏は倒せなさそうなので勝てない よって勝ち越すことが出来ず真田映の上になる >アリシア>スーパーダン>真田映> (省略) vol.99 263 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/04/19(土) 09 20 39.78 ID O6PJmD5W [3/7] 考察乙 どうでもいいけどスーパーダンって作中で連載してたんだな のび太の父がのび太のウソでスーパーダンになる回しか知らんかったわ 271 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/04/19(土) 11 49 27.08 ID fNHbDw4e [2/2] 263 単行本3巻参照 「スーパーダンのふろしき」というひみつ道具が登場する
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/229.html
「更科くんは…ずるい…」 学校からの帰り道、一緒に歩いていた綾門さんに、突然やんわりとなじられた。 「ええっと…急にそう言われても心当たりがないんだけど、どこがずるいのかな?」 僕には全く原因が分からない。 お互いまだまだ慣れなくてギクシャクしているところはあるけれど、一応恋人同士でいられていると思うし、今だって一緒に下校している。 さっきのお昼休みも、屋上で綾門さんが作ってきてくれたお弁当を一緒に食べたし。 それなのに突然ずるいと言われても、本当に心当たりがない。 とにかく、綾門さんが教えてくれないことには始まらない。 僕は並んでゆっくりと歩きながら、綾門さんからの返答を待った。 「…だって更科くんは…私の秘密を知ってる…」 少し俯き加減で、頬を赤く染めながら綾門さんが出してくれた答え。 これは、やっぱりあの事を言ってるのかな。 「秘密って…綾門さんがスーパーガールだっていうこと?」 コクンッと首を縦に振り、綾門さんは僕を見つめてくる。 確かにこれは、世界規模で重要な凄まじい秘密だ。 あの世界中で噂になっているスーパーガールが、普段は一見地味なただの女子高生として日本で生活していて、しかも僕みたいな冴えない彼氏がいるなんてことに、誰も思い当たらないだろう。 ではどうすればいいのだろう? 今から僕が、突然綾門さんがスーパーガールだということを忘れることなんてできないし… 「…だから…私にも更科くんの凄い秘密を知る権利がある…。好きなお弁当のおかずとか、好きな本とか、好きな歌手とか…今後の参考に…」 悩んでいる僕に、綾門さんは顔を赤らめ、こっちが驚くぐらい緊張した面持ちでお願いしてきた。 あれ?それってつまり… 「恋人同士なんだから、僕のこともっと良く知りたい、ってことでいいのかな?」 「………う、うん」 綾門さんは僕の答えを聞いて、恥ずかしそうに微笑んでくれた。 いつもの地味メガネを使用中なのに、それでも隠しきれないぐらい可愛い笑顔だ。 ちなみに最近、一昔前の文学少女風地味装備では綾門さんの魅力が隠しきれなくなり、クラスの男子の中でも綾門さんのことを話す人が増えてきている。 まぁ、元々の驚くような美少女である顔はメガネだけではとても隠しきれるものではない。 さらに無理矢理小さめなブラで抑え込んでいるという胸元はそれでも学校でトップクラスの膨らみをしているし(だからブラをしていないスーパーガール姿だと…なんていうか物凄い。間違いなく3桁超えている…)、 身長が高いこともありスーパーモデルのようなスタイルをしてしまっているのだから仕方がないか。 さて、とりあえずどうしよう? いきなりずるいと言われて喧嘩になるかと思いきや、気が付けば綾門さんが僕のことを好きでいてくれるていることを再確認するやり取りになってしまった。 べつに綾門さんが知りたがっていたことなら教えて問題ないんだけれど…そうか僕の秘密か… 確かにまだ知り会ったばかりだし、僕について知らないことたくさんあるはずだ。 そんなことを考えていると、ふと一つのことに気が付いた。 誰にも教えていない、最近できた自分の秘密。 自分でも、こんな癖というか好みがあったなんて、綾門さんに会うまでは気が付かなかった秘密。 「綾門さん、僕の秘密聞いてくれるかな。その、最近になって好きになったことがあるんだけど…」 「…聞きたい」 僕の声に興味深そうに反応すると、綾門さんはぐっと身体を近づけてきた。 「綾門さんを見て気が付いたんだけど…僕は強い女の子が好きみたいなんだ。この前屋上で鉄のベンチを鉄球にしちゃった綾門さんに、凄くドキドキしたんだ」 綾門さんが学校の屋上で見せてくれた、鉄のベンチを折り紙のように力を込めることなく折り畳んでいくスーパーガールの異常な怪力。 初めは恐怖でドキドキしていたと思ったんだけど、今思い返してみても気分が高揚してしまう。 「だから、綾門さんが一体どれだけ力が強いのかっていうのにも興味があって…ごめんね、こんな変な秘密で…」 僕の話を見下ろしながら黙って聞いてくれている綾門さんの姿に、段々と語尾が声が小さくなってしまった。 やっぱりちょっと変だったよね。急にこんなこと言われて綾門さんもきっと呆れて… っと、僕は後悔しだしていたが、綾門さんは違ったようだ。 「…つまり更科くんは…強ければ強いほど好きになるの?」 「え?…あ、うん、そうなるかな?」 「…よかった。私、世界で一番強いから…きっと更科くんに一番好きになってもらえる…」 僕の言葉が本当にうれしかったのか、心から喜んだような柔らかい笑みを綾門さんは浮かべた。 「世界で一番?」 「うん…スーパーガールより強い人なんて…どこにもいないよ…」 確かに、綾門さんより身体が大きかったりする人はいるかもしれないけど、彼女に勝てる人間はいないだろう。 80万トンを持ち上げられる怪力と、マッハ6000で飛べる飛行能力を持ち、おまけに目からレーザーも出せるし、スーパーブレスで物を凍らすこともできる女の子。 どんな格闘家でも、彼女にかかれば小指一本…いや、息一吹きで倒されてしまうだろう。 「更科くん…秘密を教えてくれてありがとう…」 「あ、うん、僕も喜んでもらえて嬉しかった」 まさか喜んでもらえるとは思っていなかったから、僕としても嬉しいというかほっとしている。 そんな僕に、本当に嬉しそうな綾門さんは、 「…更科くん…教えてくれたお礼したいから…これからつきあってもらえるかな?」 そう言って優しく僕の身体を抱きしめると、ゆっくりと身体を浮かび上がらせた。
https://w.atwiki.jp/taskpc/pages/4.html
まだ何も決まってないが、2chのスレで良いと思ったアイデア 使用ダイスは10面二個以上。 判定はd100下方。いわゆるd% 能力値等の数値はオリジナル(電源)の10分の1を大体の目安に。 精神コマンドはほぼそのままで。 気力は侵食率や絆、チットのような扱いで上げ、ダメージや判定にボーナス。 スーパーロボット大戦TRPG化計画スレ http //game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1130165852/
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/225.html
「これを持ってみたまえ」 「・・・何ですか、これ? ゴムボール?」 スーパーガールの目の前のテーブルに置かれた物。それは、黄色の丸いボールだった。 「まあ、何でも良いから」 「・・・? じゃあ・・・」 彼女は言われた通りに、それを手に取った。 「軽く、握ってみるんだ」 「・・・軽く? えっと・・・」 グニュリ、とボールは一瞬で圧縮されて彼女の手の中にスッポリと収まってしまった。 「・・・あれ?」 しかし、彼女は直ぐに"異変"に気付いた。ボールが、"元に戻らない"のだ。 もし、これがゴムボールなら、圧縮されても直ぐに元に戻るはずなのだ。しかし、一向にその気配はなかった。 「"それ"は黄色に塗装しただけの、『鉄球』だ」 「・・・えっ? 嘘・・・これ、鉄球?」 彼女の手には確かに、ゴムを軽く握って潰した感触しかなかった。 「スーパーガールの君にとっては、鉄球もゴムボールも大差ない。そういういうことだ」 彼女の目の前には、ピンポン玉サイズまで圧縮された"鉄球だったモノ"が転がっている。 「・・・ちなみに。その鉄球、中に高性能の圧力計が内臓されていたんだが・・・一瞬でオシャカだ」 「さ、最初から言ってくれれば・・・」 博士の目の前のモニタには、『10トン』の数値が表示されていた。勿論、これは機器が破壊される寸前に刻んだ数値だ。 「軽く握って『10トン』か・・・。逆にいえば、これだけのパワーがあって、今までまともに日常生活が送れていたことが不思議だ」 日常生活において果たして、『10トン』の圧力に耐えられるモノが一体どれだけあるだろうか? ドアノブを握った瞬間、ドアノブは潰れ、ドアは蝶番ごと外れてしまうだろう。 缶ジュースなんかは握った瞬間、ジュースのシャワーだろう。 「ある程度は意識的にセーブ出来ているんだろうが・・・まさに、歩く人間兵器だな」 「ひどーい・・・」 「さっきも、"ノック"をしようとしてドアごと破壊したのは誰かね?」 「・・・うぅ」 「しかも、身体も恐ろしく頑丈と来てる。血液を採取しようにも、注射針が皮膚を通らないんだからな」 スーパーガールの彼女は、体組織そのものも『ヒト』の数万倍の強度を誇る。 「君、最後に怪我をしたのはいつかね?」 「・・・怪我? あれ、そういえば・・・」 彼女には、ここ最近どころか、ここ数年でかすり傷一つ負った記憶がない。 「許可さえ下りるなら、銃弾に耐えられるかどうかも見てみたいのだがな・・・」 一応、"人道的"という見地から、常人であれば死傷する可能性があるような実験は許可されていない。 「そんな、銃弾なんて幾らなんでも耐え・・・。・・・・・耐えられないと思います」 「今、普通に銃弾ぐらいなら耐えられると思ったんじゃないのか?」 「う・・・いえ、そんなことは・・・あはは」 彼女はワザとらしく笑って誤魔化した。 「次は、これを持ってみてくれ」 「・・・これ、何?」 そういって、博士が何人もの他の職員に用意させたモノ、それは立方体型の"水槽"だった。 「何って、何の変哲もないただの水槽さ」 水槽といっても、5メートル四方はあろうかという業務用の大きな水槽だ。中は既に水が満載になっている。 「この水槽を・・・持てば良いの?」 見た目は普通の水槽で、パッと見、怪しいところは見当たらない。彼女は訝しんだものの、渋々、水槽に取り付いた。 「・・・ん」 彼女は恐る恐る、しゃがんで水槽の下辺に手を入れ、水槽を持ち上げようと腰を浮かす。 「あれ、軽い。この水槽、凄く軽い素材で出来てるんですね」 まるで、空のダンボール箱でも持っているかのような、彼女からはそんな気楽ささえ、感じられる。 「・・・凄いな」 「え?」 しかし、そんな彼女とは違い、博士は驚いた表情をしていた。 「・・・どうしたんですか?」 「いや、ね。私は、君のパワーの凄さと、頭の悪さに今、心底驚いている」 「・・・なっ、ちょっ!? 酷いじゃないですか! それ、どういうことですか!?」 「一つ聞きたいのだが、君はそれの重さをわかって持っているのかね? それとも、全く重さを感じないのかね?」 「・・・へっ? 重さ?」 「・・・両方、か。悪かった、訂正しよう。君は、頭が悪いのではなく、ただ天然なだけだったようだ」 「あー、また言った!」 「君も学生なら、水の重さぐらい計算出来るだろう」 正確には、6メートル四方の立方体。イコール、216立方メートル。そして、1立方メートルあたりの水の重さは1トン。 もっとわかり易くいえば、この水槽は重さ1トンのサイコロが216個、密集したものと同じ重さということになる。 「・・・・・あ」 「一般的な機器だと君のパワーは推し量れないと思ったからこそ、趣向を凝らしたのだが・・・」 彼女は、自分が持っているモノの重さにやっと気付いたものの、どうしていいかわからずあたふたしている。 それを見て、博士はふぅ、と溜め息を吐いた。 「スーパーガールのパワーを計測するのがこれほど難しいとは、な」 「え、えへへ・・・」 実は、博士は一般的な握力計や背筋力計も用意していたのだ。 しかし、そんなものは一瞬で鉄屑になるのは火を見るよりも明らかだった。 「・・・ちなみに、かの有名な自由の女神像の重さが、225トンだ」 「えええええ!?」 水槽自体の重さも加味すれば、水槽と自由の女神像はほぼ同じ重さということになる。 天井知らずのスーパーガールのパワー。博士は、その限界を突き止めてみたい、そう思うのだった。